「オセアンひろば」の運営管理を行う、ハマ住センターの代表取締役社長を務める 平山 高司さん 戸塚町在勤 65歳
人の輪が、人生の財産
○…昨年10月、戸塚駅西口に地域住民のための多目的スペースとしてオープンした「オセアンひろば」。運用が始まり約3カ月、利用者数も順調に増加し、使用する年齢層も広がりつつあるという。「教室をやりたいという先生の予約で平日の夕方はほぼ埋まってきた」と嬉しそう。キッズダンスのレッスンから生け花教室、工業会の集まりまで、多くの人が出入りする場として認識も広がっている。
○…「地元の不動産会社ならではのネットワークも生かしながら、地域の情報交換の場として発展させたい」と意気込む。現在の課題は、昼間の使用団体を増やすことだという。「ただの貸し会議室ではない、さまざまな機能が一体化した場所。”オセアンひろばならでは”という催しものを増やしていきたい」。今やってみたいのは、セミナーと懇親会を組み合わせた催し。「相続や税務など生活に寄りそったものや、ゴルフなど趣味に生かせるものを。せっかく場所も広いから、直接実技の指南なんかもできるしね」
○…大学卒業後、横浜銀行に。広告研究会に入っていたことから、志望していた広報に配属になったことも。その時培った人間関係や経験を生かして、広告代理店で14年間勤め引退を考えていた矢先、大洋建設の黒田社長に声をかけられ、株式会社ハマ住センターの代表取締役に。「50年の歴史の重みを感じながら、地域ナンバーワンを目指す日々」とのこと。
○…小さいころから父親の部下と交流をする機会が多く、「親のオープンな性格を受け継いだ」と話す。趣味のバンドは、高校時代に楽器ができる友達に呼びかけて結成したもので、50年経つ今も、住まいのある鎌倉の自治会の祭りや、オセアンひろばで披露している。最近は老人ホームにボランティアで演奏しに行くこともある。「まず動くことが、人との出会いにつながってきた。その関係一つ一つが全て自分の財産」
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4月18日