戸塚区版 掲載号:2018年2月15日号
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かながわシニア起業家ビジネスグランプリ2018で「ベストプラン賞」を受賞した 平沼 芳彩さん 下倉田町在住 59歳

新たな人生、「箸」に見出す

 ○…県が55歳以上の人の起業プランを表彰する「シニア起業家グランプリ」のプラン部門で最高賞を受賞した。正しい箸使いを広めようと、事業プランには、講習イベント開催や、子どもの成長に合わせたサイズの箸の使用提案と、製造・販売方法を盛り込んだ。原点には「和食が世界に認知されているのに、食べるのに欠かせないお箸には皆無頓着なのは何故だろう」という素朴な疑問がある。「箸が使えない小学生は8割、親の世代でも7割という状況。ここにシニア世代の活躍の場があるはず」と語る。

 ○…「伝統を教えるのはおばあちゃんの仕事」という考えから、孫が生まれた10年前に和文化を学び始めた。その後礼法講師として活動してきたこともあり、他人の箸の使い方が気になり始めたという。「10年来の”うるさい箸ばあさん”です」と笑う。還暦の節目を見据え、新たな人生を考えたとき頭に浮かんだのも箸だった。「箸の使い方の普及に取り組む人は少ないので、イチバンになれると思った」。その考えを形にするため昨年、箸づくりのワークショップを中心とした活動組織を設立した。

 ○…「和文化の伝承者は物静かでおしとやか」。そんなイメージを壊すかのようなアクティブさが魅力的。普段はジーパンをはき、箸づくりの際は電動工具を使いこなす。こうした気質は25年に渡る営業職時代が影響している。「成績さえ良ければ時間も自由に使える。娘が学校から帰る時間に家にいてあげられた」。何とか時間を作ろうと工夫を凝らした経験が今に生きる。

 ○…人の手の大きさや筋力により、適切な箸のサイズは異なる。筋力低下で箸が持てない高齢者でも、箸を太く短くするだけで使い続けることができるという。一方で、市販の箸のサイズは細分化されておらず、だからこそ「手作り箸」の可能性は大きく、ビジネスチャンスも見いだせる。「これからも普及のために突っ走りたい」と力強く語った。

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