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戸塚区・泉区 社会

公開日:2018.05.03

金融機関とコンビニ
振り込め詐欺防止に貢献
戸塚警察署で表彰

  • 表彰状を手にする3店舗の職員と佐藤署長

 振り込め詐欺を未然に防止したとして横浜倉田郵便局(佐塚洋子局長)、セブンイレブン横浜原宿3丁目店(須山昇オーナー)、三菱東京UFJ銀行戸塚支店(小林正幸支店長)が4月23日、戸塚警察署から表彰を受けた。

 横浜倉田郵便局では3月15日、70代の女性が300万円を引き出そうと来店。職員が使用目的を尋ねたところ「株で大損したので、息子にお金を貸してほしいと言われた」と話したため、職員が息子をかたる男に電話。態度に違和感があり、詐欺だと確信し、通報した。

 セブンイレブン横浜原宿3丁目店では3月18日、「ギフトカード3万円分を購入したい」という80代夫婦が来店。対応したオーナーの娘・亜紗子さんが不審に思い、通報して詐欺を水際で防いだ。

 三菱UFJ銀行戸塚支店では3月26日、高齢の女性が預貯金の全額に近い128万円を引き出そうと窓口へ。「息子になるべく多額の金銭を用意してほしいと頼まれた」という説明に疑念を抱き職員が上司に相談。実の息子に連絡したところ「身に覚えがない」と返事があり、詐欺が発覚した。

 同署によると、4月23日時点での今年の振り込め詐欺の被害件数は16件で昨年より6件増加。総額は約2351万円に上るという。佐藤政宏署長は「金銭を要求されたらまずは周りに相談してほしい。今後も手口の周知に努め、地域の協力も仰ぎながら被害件数を減らしたい」と話した。

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