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横浜戸塚童謡の会 「日本の心」歌い続け30年 地元題材の愛唱歌も誕生

文化

掲載号:2019年5月30日号

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▲20年前の例会の様子
▲20年前の例会の様子

 横浜戸塚童謡の会(川村孝会長)がこのほど設立30年を迎えた。市内各地にある「童謡の会」の第1号である同会。日本の伝統である童謡や唱歌を歌うことで古典の奥義に触れ、心身の健康をめざそうと活動を続けてきた。現在は月1回ほど、参加者全員で歌うことを楽しむ「例会」を行い、親睦を深めている。

会員数2000人超え

 発足したのは1990年。初代会長・清水隆利さんが、童謡を次世代に歌いつないでいこうと奔走していた童謡研究家・横山太郎さんに共鳴し、指導を仰いだことが始まりだった。設立当初は「童謡のつどい」と題した会で、講師の指導のもと季節にちなんだ歌を20曲ほど合唱。以降はプロの独唱や演奏家によるコンサートも交え、バラエティに富んだ内容が地域住民の間で評判を呼んだ。

 翌91年には横山さんの作曲による戸塚の愛唱歌「春の夢」も誕生。東海道や柏尾川、吉田大橋や大坂下など、戸塚にゆかりのある言葉が並び、例会の最後に斉唱することが定番となっていった。

 川村会長は「先代の会長や先生、ゲストによる軽快なトークも人を引き寄せるポイント」といい、発足時は170人ほどだった会員は現在2000人超えに。なかには第1回から通い続ける“30年選手”もおり、「みなさんに楽しんでもらえて嬉しい限り」と話す。

「3世代で親しんで」

 同会の大きな目的のひとつに「3世代で童謡に親しんでもらう」ことがあげられる。「童謡の歌詞には、その曲が誕生した頃の“日本の生活”が映し出されている」とし、子どもたちに歴史や文化を伝えるのにうってつけだという。川村会長は「簡単に覚えられるのも特徴のひとつ。孫や子どもと一緒に楽しんでほしい」と願いを込め、今後も次世代に歌いつないでもらおうと活動に力を入れる。

節目祝う例会も

 同会は、節目を記念した例会を6月11日(火)に戸塚公会堂で行う。午後2時から4時30分。日頃指導にあたっている講師による演奏が披露される。参加費1000円(希望者は入会費別途1000円)。問合せは川村会長【電話】045・802・6844。

▲好評のゲストによる演奏
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