戸塚区の中学生軟式野球チーム「横浜メビウスベースボールクラブ」が3月20日、第21回全国中学生軟式野球大会に初出場する。同チームは設立5年目にして昨年末の東日本大会で初優勝を飾るなど大きく躍動。常盤哲哉監督は「優勝を狙うのは当然だが、それ以上に悔いのないように戦ってほしい」と話す。
横浜メビウスベースボールクラブは戸塚小学校をホームにする少年野球チーム「戸塚ACFホークス」の中学生軟式野球チーム。「子どもたちがいつまでも野球を好きで続けてほしい」という思いで2015年3月に発足された。現在は1・2年生男女16人が所属し、毎週末に東俣野中央公園運動広場などで汗を流している。
全国大会は(一社)少年軟式野球国際交流協会が主催。昨年末に行われた東日本大会の優勝チームや関東リーグ代表チーム、各県代表など全16チームがトーナメントで優勝の座を競い合う。
チーム力が武器
同チームは設立当初からレギュラーなどの区別なく全員が平等に練習ができる環境を整えるなど「子どもが楽しむ」ための考えを徹底する。全員が試合に出るシステムや8人のピッチャーがいるチーム編成にもそれが表れ、結果的にチーム力の高さにも繋がっている。
こうした姿勢が結実したのが昨年末行われた第35回秋季東日本中学生軟式野球大会だ。東日本の各県代表の19チームが争うなか順当に駒を進め、迎えた決勝戦。盛岡市立上田中学校を相手に6対0の大差をつけて初優勝を飾った。2年の古川敬寛主将は「ピッチャー、打線ともによいだけではなく粘り強く戦えた」と振り返る。常盤監督は「チーム一丸となり、精神的にも成長した結果。子どもたちそれぞれの自信ややる気にも繋がっている」と語った。
現在チームは全国大会に向け練習を重ねる。古川主将は「気負わずに一戦一戦丁寧に粘り強く戦っていきたい」と意気込みを語った。大会は3月20日、千葉県などで開幕。初戦の相手は新潟県代表のKNクラブと。午前11時にプレーオフ。
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