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公開日:2022.09.22

平戸町浄土宗光安寺
末寺の供養塔を建立
植松寺・光照院・地蔵院 「その名を後世に」

  • 平戸町の光安寺正門

 平戸町にある浄土宗光安寺(長谷川昌史住職)が9月13日、末寺を供養する供養塔を建立した。

 1590年に開山存公上人が建立したとされる光安寺。430年ほどの歴史の中で多くの資料が消失し、由来を正確に知ることは難しいが、過去に同寺を本寺とする末寺が近隣の地に点在していたという。

 供養塔は、その末寺である植松寺・光照院・地蔵院の名を後世に伝え残すために建立された。宝篋印塔と呼ばれる形の供養塔の表面にはそれぞれの由来が掘られている。光照院は昭和27年、残る2つは明治期に、光安寺に合併したという。

 また、平戸町の植松寺は36年前の環状2号線道路建設の際に旧境内地すべてを道路用地として提供。道路の側道脇には「植松寺跡地」の石碑が設置され、現在もその存在を知ることができる。

 長谷川住職は「なるべく多くの人にお参りをしてもらい、開発された新旧入り交わるこの地にも、昔こんな寺があったんだなということを知ってもらえれば」と話す。

 ■浄土宗光安寺/平戸町392

浄土宗光安寺

戸塚区平戸町392

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