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戸塚区・泉区 教育

公開日:2023.04.06

戸塚高校定時制料理部
1日限りの食堂が好評
区内飲食店とコラボ

  • 料理部の生徒と豚バラ大根定食

  • 料理を提供する生徒たち

 戸塚高校定時制の料理部が3月18日、汲沢町にある飲食店「きっちんぴいす」で「1日限りの高校生食堂」を実施した。

 当日は正午から午後2時まで、戸塚高校を略した「とてい食」を提供。料理部4人が立案したのは豚バラ大根・キャベツと油揚げの味噌汁・わかめとしめじの煮びたし・ポテトサラダ・かぶの漬物の5品とごはん。朝からの仕込みと調理、ホール、会計までを担い、10組ほどの来店客に自慢の定食をふるまった。来店者は「大根に味が染みており、とてもおいしい」と話していた。

1年かけて準備

 同校では生徒の社会経験のために地域との連携を深めており、同店とは以前からボランティア受け入れなどつながりがあった。そうした中、料理部の話を聞いた宮谷敦子オーナーが、「前向きに歩む生徒たちをぜひ応援したい」と昨年春ごろにコラボ企画を提案。料理部も来店していた経緯があり快諾。1年かけて準備を進めてきた。

 部長の三ノ輪茉子さん(3年)は「お店のとてもおいしいお味噌汁を再現しながら、キャベツのシャキシャキ感が出るよう工夫した。皆さん喜んでくれてよかった」と笑顔を見せる。副部長の風間花恋さん(3年)は「まずお客さんが来てくれてよかった。家族以外で面と向かって感謝されたことがなかったのでうれしかった」と語った。

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