今春からスタートする戸塚ジュニアジャズクラブの代表を務める 宇佐美 裕助さん 戸塚区在勤 57歳
ジャズで戸塚に感謝を
○…今春から小学生から高校生までの20人ほど集めてビッグバンドジャズをおこなう「戸塚ジュニアジャズクラブ」をスタートさせる。横浜ジャズ協会とともに準備してきた約１年半の期間を振り返り「ようやく形にする段階まできてよかった」とほほ笑む。現在はメンバー集めや練習場所の確保に奔走。「１年以内には区内の発表会に出演できるまで育てたい」と熱意を語る。
○…今回代表を務めるにあたり、昨年夏に仙台で開催されたジャズイベントを視察。子どもたちの生き生きと演奏する姿を目の当たりにした。自身がジャズを聴くようになったのは50代になってからだが「もっと小さな頃から気軽にジャズに触れる機会をつくりたい」と話す。募集するメンバーは経験不問、学校の吹奏楽部などとの掛け持ちもＯＫだという。
○…金沢区出身。大学卒業後、戸塚区で父が不動産会社を経営していたこともあり、自身も大手不動産会社に就職。会社員時代を経て、２００６年に同社の社長に就任。会社を興した父について「とても豪快でエネルギーがありました」と話す。対して自身は「みんな仲良く」と穏やかな関係を大切にしているという。現在は賃貸管理業務が経営の主軸だが、３世代に渡り関係を続けてきたお客さんに物件の売買を頼まれるなど「信頼をいただけていることを感じます」と語る。
○…戸塚の町について「みんなが盛り上げようと団結する力がありますね」と話す。自身も戸塚駅東口ラピス商店会長を務めるなど地域活動に積極的に参加。「日々地域で営業させてもらっている感謝を伝えたい」という。「戸塚ジュニアジャズクラブが戸塚の文化・芸術を代表するような団体になるよう育てられたら」
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