5月に戸塚旭町通商店会の理事長に就任した 永田 順司さん 戸塚町在勤 52歳
歴史と変化の商店街に
○…戸塚区で最も古いとされる商店会の理事長に就任。紡がれてきた歴史と責任ある立場にプレッシャーを感じる日々だ。「これまでを継承しながら、徐々に変化する部分もあると思う」と手探りながらも動き始めた。会員の連携強化を第一ステップとして、SNSグループで改めて自己紹介を呼びかけると応えがあった。「うれしいですね。これからチームでまちを盛り上げたい」
○…愛知県出身。「鉄のまち」と呼ばれる鉄鋼業が盛んな東海市で育ち、造船業に就職した後にさまざまな職業を経験した。約7年前から、同商店会でのもう一つの顔は、大手コンビニ店のオーナー。近隣に企業や学校、病院などがあり、横浜西地区の中でも売上は上位だという。ピーク時間はスピード重視の接客が要求される。実は過去に万引きGメンの経験があり、今でも度々検挙に貢献している。警備会社で勤務した知識を生かし、最新の防犯カメラも導入している。
○…忙しい中でも遊び心は忘れない。かつては店内にプラレールが走っていた時期もあった。「買い物する楽しさが大事」と話し、商品の陳列はこだわりの一つ。常に多様な商品を取りそろえたり、定石とされる陳列場所をあえて移動させたりしている。「ちょっとふざけたことするのが好き。楽しいとやる気も起きやすいから」と笑う。
○…理事長として名刺を交換する度に「社長や会長など役職が付いた方は地域活動に熱心。自分も、のほほんとしていられない」と気合が入る。「未病改善」「共生共存」という商店街の2つのテーマを引き継ぎながら、SNSの勉強会や防災関連のイベントなど新たな企画も模索する。「商売も地域活動も人とのつながり。協力でまちをつくっていく」
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