中区の商業施設「横浜ワールドポーターズ」を運営する(株)横浜インポートマートと、横浜市立大学が連携した来館者増を目指す企画立案プロジェクトが始まり、最終プレゼンテーションがこのほど実施された。
これは市大国際総合科学部の中條祐介教授が、同社の社外取締役であることがきっかけで初めて実現したもの。
昨年11月頃から中條ゼミナールの学生30人が5班にわかれ、施設の調査を開始。社員や店員への聞き取りをはじめ、店内の観察、市大生へのアンケートなどを重ね、集客につながる大学生目線の企画を練ってきた。
当日は地域を巻き込んだ祭り企画や、店内を巡るスタンプラリー、SNSを利用した情報発信、スマートフォンのアプリ導入など各班独自のプランを発表。運営側は「学生と連携するのは初めての試みでしたが、非常に高いレベルの提案を頂けた。早速社内で検討し、なるべく多くの案を導入できるよう調整していきたい」と評価していた。
また中條教授は「学生が『あったらいいな』と思うことを、ビジネスとして実現できるか経営者の視点に立って考える良い機会になったと思う。来年度以降も連携を続け、規模も大きくしていければ」と語った。
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