「夢」のプロボウラーに 釜利谷高卒の三浦さん
「夢は諦めなければ叶う」――この春ボウリングのプロテストに合格した、釜利谷高校卒の三浦美里さん(18)が大切にしている言葉だ。「恩師」と仰ぐ矢野金太プロに教わったという。「この言葉は、やっぱり本当だったと実感しています」と笑顔だ。
三浦さんは今年3月に同校を卒業。4月に実施されたプロテストに挑戦した。関東と関西の8会場で12ゲームずつ行われ、すべての会場でアベレージ190点以上を出すことが条件。「試験前は緊張で夜眠れなくなったりした。合格は、支えてくれた両親など、周りのおかげ」と、謙虚な姿勢は忘れない。
高校時代、県総体個人優勝や、全国高校対抗ボウリング選手権大会の団体5位などの成績を残した三浦さん。同校で学んだことは「周りの人の大切さ」だ。切磋琢磨してきた仲間や後輩、支えてくれたコーチや家族のために試合に勝つという精神性を培った。
現在は新杉田ボウルでコーチを行う傍ら、基礎体力やインナーマッスルの強化を重点的に行っている。「ちょっとした身体の不調が結果に影響するので、基礎的な身体づくりは欠かせない」という。
三浦さんの夢は「三冠女王」。賞金、アベレージ、ポイントのすべてにおいて、年間トップの数字を出すことだ。「夢は諦めなければ叶う」という言葉を胸に、まずはトーナメント初出場となる8月5日(火)、6日(水)の「レディース新人戦」に挑む。
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