神奈川県は1月8日、人命救助に繫がる「地域見守り活動」を行ったとしてASA(朝日新聞サービスアンカー)六浦に感謝状を贈った。
同所が人命救助に繫がる活動を行ったのは2013年10月。一人暮らしの高齢女性宅の新聞が溜まっていることを従業員が発見し、店長の松木健治さんに報告。声をかけて中に入ると、足を骨折しており動けない状態だったという。トイレにもいけない状態で女性は搬送を拒んだが、松木店長や六浦地域ケアプラザのスタッフが説得し、救急搬送された。
同所は「認知症サポーター講習」を従業員が受講するなど、地域の見守り活動を活発に行っている。鈴木欣充所長は「日頃から一人暮らしの高齢者宅の把握に努めているが、やはり増加しているように思う。今後も声掛けなどを続けたい」と話した。
県は孤立死や孤独死の恐れがある世帯をいち早く発見するため、県内の民間事業者48団体と「地域見守り活動に関する協定」を締結している。今回は13年8月22日から14年11月末日までに県に報告のあった活動が対象で、同所を含め3個人14団体が表彰された。
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