横浜市は7月9日、海の公園海水浴場の海開きを延期すると発表した。水質調査で、国が定める基準を満たしていないことが原因。またこれに伴い、11日に予定されていた海開き式は中止とした。
基準を満たしていないのは大腸菌に関する項目。100ミリリットル中1000個以下が適合基準だが、7月6日と7日に市健康福祉局が行った調査では、平均値が2537個だった。同局担当者は「長雨により陸地から大腸菌を含めた物質が流れてきたことなどが原因と考えられる」と説明している。
横浜市緑の協会によると、水質調査の結果が原因で海開き式を中止したのは初めてだという。今後行われる水質調査で、平均値が基準を満たし次第、海水浴を解禁する。それまでは海水浴場に立てられる赤いのぼり旗やホームページで遊泳禁止を知らせている。
(7月20日現在)
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