デビュー 祝 20周年 ゆずの素めぐり 磯子区岡村 オリオンスポーツ
横浜が生んだアーティストゆず。始まりの場所をめぐり、彼らのわだちを辿ります。嗚呼、青春の日々を過ごしたふるさとにゴーイングホーム。
岡村中学校出身のゆずがデビュー当初、揃って着ていた学校指定のジャージ・”岡ジャー”の取扱店。「ゆずと言えば果物しか知らなかった」と笑うのは、自身も岡中卒業生の松本裕之店長。19年ほど前、ジャージを求めにやってくる人の多さに驚いた松本店長の両親が理由を聞くと、ゆずとは地元出身の歌手らしいことが分かった。「フリースが流行った当時になぜジャージだったんだろう(笑)。98年の渋谷公会堂のライブ前には、2人揃って新調しに来てくれた」。当時のバックバンドの名前は”オリオン”。その後も2人の足跡を追いかけるように、ライブで訪れた地域から問い合わせが増えていった。「岡村の名前が広がるのも、それをゆずっこが着てくれているのも嬉しい」と頬を緩める。ただ、あくまでジャージは現役生のもの。「昔も今もまずは岡中生分を確保してから」
ファンクラブに入り、ゆずが載った雑誌はほぼスクラップ。店奥には”聖地”よろしく、ファンが寄せた写真やグッズがぎゅっとつまったコーナーもある。「最近では、10年ぶりという人や岡村ジャージを知らない世代も来てくれる。歴史を感じます」としみじみ。
「岡村土産はないの?」との一言を発端に、記念になるものを残したいとオリジナルグッズも展開。20周年の今年は、”OMEDETO”タオルもつくった。「おめでとうって言いたいじゃない。代わりにゆずっこに伝えてもらえれば」
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