金沢地区センター(金沢区泥亀)や横須賀などで実用書道を教えている書道家・長谷川ひろみさんが、フランスパリで7月6日から9日まで開かれた日本文化の展示会「ジャパンエキスポ・パリ2017」に出演した。7日は特別ステージでパフォーマンスを披露。黒の布に、金の文字で「絆」や「薔薇」などの文字を力強く書いた。
この展示会は幅広い日本文化を欧州に発信するイベントで、今回で18回目。東京ドーム5個分の会場に、今年は約30万人が訪れたという。これまで書道と言えば、字を崩して書く「芸術書道」が紹介されてきた。しかし、現地の参加者から「読める字を見せてほしい」との要望が寄せられるように。そこで長谷川さんの生徒のブログを通じて、オファーがあったという。「今はインターネットが普及しており、検索すれば漢字を見ることもできる。アートではなく、日本の文字が求められていると感じた」と長谷川さん。ステージ以外では、ワークショップを実施。Tシャツや色紙、テーブルクロス、のれんなどに漢字を書いて欲しいという要望が多く大盛況となった。
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