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金沢区・磯子区 文化

公開日:2019.02.21

なでしこブランド
女性目線で開発し認定
ウイシュボンのミルクまんじゅう

  • 認定式に出席した女性開発者ら

 「神奈川なでしこブランド2019」の認定式が2月3日、マークイズみなとみらい(西区)で行われた。この認定は、事業所や団体から女性が開発に貢献した商品を募集し、優れたものを認定することで、女性の登用や活躍を推進することが狙い。2013年度に開始し6回目となる今回は、応募総数37件から12件(表参照)が認定された。このうち、金沢区からはウイシュボン(福浦)の横濱みらい「西洋ミルクまんじゅう」=写真上=が選ばれた。

 この商品は、和風の白餡に練乳とホワイトチョコを練り込み、ミルク風味の生地で包みしっとりと焼き上げたもの。永野健一代表取締役は「”乙女心”をくすぐるような女性が好んで購入したい、食べてみたい”横浜のお土産”を目指した」と話す。従来は男性の役員やデザイナーが商品を企画・開発してきたが、この商品は、味を決める段階で女性従業員が社内検討会を実施。パッケージも女性デザイナーが担当した。「デザイン調整や製品試作を重ね、華やかで可愛らしいお菓子に仕上がった」。発売当初から女性客にも好評だったという。

子供の未来を応援

 さらに、女性社員から「社会貢献につなげたら良いのでは」という意見があがったことから、その方法を模索。内閣府主催の「子供の未来応援運動」を知った。「『横濱みらい』と『子供の未来』の語感も似ているので、ぜひ、応援したいと連絡した」。そして売上金の一部を子供の未来応援基金に寄付する「寄付付き商品」として認定され、継続的に寄付を行っている。

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