金沢区は5つの議席に対し、現職5人全員と新人3人が立候補を予定している。
現職は2015年の前回選挙で初のトップ当選を果たした自民党の黒川勝氏(53・3期)をはじめ、自民党の高橋徳美氏(49・2期)、公明党の竹野内猛氏(44・1期)、立憲民主党の谷田部孝一氏(69・7期)、無所属の小幡正雄氏(76・10期)といった顔ぶれ。新人は磯子区で市会議員経験のある日本維新の会の浅川義治氏(51)、前回出馬し僅差で涙した共産党の明石行夫氏(60)、幸福実現党の岡田幸子氏(25)が名乗りをあげている。
8氏の重点分野は
黒川氏の重点分野は「人口減少対策」「地域交流の拠点づくり」「芸術・文化・スポーツ」。「ラグビーW杯のおもてなし」に取り組みたいとした。
高橋氏の最重点分野は「防災・防犯」。防災まち作りの観点から狭あい道路の拡幅や都市計画道路の整備促進、危険な踏切解消に取り組むとした。
「教育」「防災・防犯」「観光」を重点分野とした竹野内氏。防災拠点の居住性向上に取り組み、体育館へのエアコン設置等、快適な避難所を目指す。
谷田部氏は「子育て」「福祉」「防災・防犯」を重点に。待機・保留児童らの居場所づくりや全ての子に安心安全の保育と教育の機会を保障するとした。
小幡氏は「人口減少」に取り組み、国に子どもが増えるよう政策転換を求める。そのほか「教育」「芸術・文化・スポーツ」を重点分野にあげた。
浅川氏の重点分野は「子育て」「治安対策」「産業・経済」。住民の声を代弁し、行政に対しスクールゾーン協議会の要望にきちんとした対応を求める。
「防災・防犯」を最重点とした明石氏。区内に145ある危険ながけ地対策の早急な対応を訴える。「交通」「産業・経済」の分野にも意欲を見せる。
岡田氏は「防災・防犯」「教育」「産業・経済」を重点にあげた。歩道橋、電柱、信号の老朽化チェックと整備、シルバー人材の活用などを提言する。
15年の市会議員選挙の金沢区の投票率は市内トップの45・69%。3月1日現在の有権者数は男性8万2290人、女性8万6357人。
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