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金沢区・磯子区 社会

公開日:2019.06.13

シーサイドライン
運転士乗務し、運転再開
通常の65%で運行

  • 手動運転で運転を再開

  • 代行バス停に長蛇の列

 6月1日に発生した逆走事故で運転を見合わせていたシーサイドラインは、手動運転での安全確認がとれたとして4日から運転を再開した。当面は無人運転でなく、運転士が乗務しての運行を実施する。

 運転本数は平日ラッシュ時で7〜8分、日中は10分間隔で運転。通常の約65%での運行となっている。振替乗車については継続して実施。振替対象バス路線はホームページで確認できる。代行輸送はあす14日(金)までの午前7時から9時、新杉田駅―市大医学部駅間のみを行う予定。以降は状況を見て検討するという。

 運営会社の横浜シーサイドラインは16日に開催する予定だった「潮干狩りワークショップ」の中止を発表。また、主催イベントも当面はすべて自粛する考えだ。

 同社は6日、先頭車両の電気系統の配線に断線が見つかったと発表。断線によって正しい進行方向が伝わらず、逆走が起きたとみられると説明した。無人での運転再開の目途はまだ立っていない(6月10日現在)。

運休で交通混乱

 運休となった週明け3日は通勤・通学の足を直撃。新杉田駅や金沢八景駅の代行輸送のバス停には長蛇の列がみられた。「1時間以上待った」という人も少なくなかった。

 シーサイドラインの八景島駅が最寄の駅となる横浜・八景島シーパラダイスは、代行バス停にスタッフが立ち誘導を行った。広報によると「入館者数に大きな影響はなかった」という。また、少しでも来島者の負担を軽減できればと島内周遊バス(通常100円)を30日まで無料運行している。

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