プロ野球のドラフト会議が10月17日に行われ、横浜高校(金沢区能見台通)の及川(およかわ)雅貴投手(3年)が阪神タイガースから3位指名を受けた。同校の高卒での指名は、藤平尚真投手、増田珠選手、万波中正選手に続き4年連続となる。
千葉県匝瑳(そうさ)市出身の及川投手は、1年春からメンバー入りし、1、2年夏、3年春に甲子園に出場した。183cmの長身から最速153Kmを放つ左腕で、「高校BIG4」の1人として注目を集めてきた。
両親らと別室で指名の行方を見ていた及川投手。阪神からの指名確定後、午後6時30分に会見場に姿をみせ、「指名されてホッとしている。ようやくスタートラインに立てた。武器であるストレートを磨いて、はやく一軍に上がり戦力になれるように頑張りたい」と抱負を語った。
また、阪神の印象を「明るいイメージがある」とし、はやく慣れていきたいと意気込んだ。
聖地がホームグラウンド
入団すれば、高校球児の聖地・甲子園球場がホームグラウンドとなる。「うれしい気持ちもあり、思うようなピッチングができなかった悔しさもある」と振り返る及川投手。制球力、安定感を課題にあげ「能見投手を見習いたい」と目標にする。
熱狂的といわれる阪神ファンの前で快速球を投げ込むイメージはすでにある。「声援を力に変え、信頼される、愛される選手になりたい。大事な試合を任される投手になりたい」と前を見すえた。
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