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1月13日に「てんでんこ競争」を初開催するてんでんこプロジェクトの代表を務める 服部 誠さん 金沢区洲崎町在住 43歳

公開:2020年1月9日

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混ざり合う風景 当たり前に

 ○…次代の防災の担い手をつくろうと2017年に金沢区災害ボランティアネットワークからてんでんこプロジェクトを立ち上げた。横浜市の市民協働事業の提案アイディアに採択され、小学生による小学生のための防災スクールなどを展開。1月13日には福男福女を決める「てんでんこ競争」を初開催する。「楽しみながら”津波が来たらすぐ高台に逃げること”を伝えられたら」と真っすぐに話す。

 ○…07年、逗子市社会福祉協議会の職員として、中越沖地震の被災地である柏崎市に派遣された。被害の多い地域に入ったが、死者は0人。「普段から支え合っている地域の強さを痛感した」。自身の関わる地域でも助け合いのできる関係性を作らないと――。社協の枠を飛び出して、様々な活動を展開するように。現在、名刺の裏にはボランティア団体など13の所属団体が並ぶ。

 ○…てんでんこ〜は、逗子市で小中学生を中心に展開してきた活動がヒントになった。「子どもを中心になってやっていくと大人も関わらざるを得なくなっていくんです」。東日本大震災の被災地で交流会を経験した小学生が、中高生で被災地支援をし、成長して地域防災に目を向ける。そんな風に自然に発展していけたらと願う。「これまでの経験を自分の住む金沢区で進化させ、横浜中に広がれば」

 ○…目指すのは「誰もが混ざり合い、当たり前に集っている風景」。「日常で支え合っていれば、緊急時にも助け合うことができる」と力を込める。「自分の関わるすべての団体をつなげていくと不思議といい感じになってくるんです」。点から線、面、そして円へ-つながりを広げ、誰も取り残されない地域防災を作り上げていくため、まい進する。

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