ヨコハマ市民まち普請事業の二次コンテストが1月25日、横浜市市民活動支援センター(桜木町)で開催された。
12団体の応募の中から一次コンテストを通過した5団体が、専門家のアドバイスで練り上げられた整備提案をそれぞれ発表。意見交換やポスターセッションの後、8人の審査員の投票が行われた。
14票を獲得しトップ通過したのは、「みんなが繋がる憩の家icocca作り隊」(港南区)の「コミュニティカフェの新設」と「おはなしの風」(泉区)の「みんなの絵本のおうち」。残る1団体は「菊名・錦が丘にみんなの”ひろば”をつくる会」の「カベを取り払ってみんなが自由になる『ひろば』づくり」が選ばれた。審査員は「ここまでくるのに皆さんがどれだけ努力してきたかが、伝わってきた。今後の活動に生かしてほしい」と講評した。
まち普請事業は、市民が地域の課題解決や魅力向上を図るための施設整備を助成するもの。コンテストを通過した3団体には、500万円を上限に助成金が交付される。
金沢の団体は次点
金沢区から参加した「横浜金澤アーバンアグリカルチャー・デザインセンター」は、釜利谷東の遊休農地を活用する「農×教育×観光による循環型社会的観光農業プラン」を提案。未来に向けた子どもや教育を中心に考え、持続可能な循環型社会の構築を掲げた。結果は10票で次点となったが、得票数で来年度の一次コンテストは免除となった。審査員からは「若い団体なので来年も的を絞って提案を」「社会的に重要な課題にトライしている」と評価を得た一方で、「発表がイメージしずらかった」との意見も。同団体は今後も地域課題などを解決するため、地域産品づくりや環境教育に関する事業を続けていくという。
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