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公開日:2020.07.16
志まくら
古代人の英知「原始布」
16日からバッグなどを展示販売
シナノキ、藤、コウゾなどの樹皮やブドウの蔓、イラクサ、カラムシ、ゼンマイなどの草皮を原料とした「原始布」を作っている原始布織工房「出羽の織座」が山形県米沢市にある。絹や木綿が生まれるはるか前、古代人はこうした樹皮を使って生活していたという。同工房は古代の英知に光をあてるべく原始布を現代によみがえらせ、バッグやのれん、ショール、タペストリーを製作している。
金沢文庫にあるきもの処「志まくら」は、こうした技術や製品を多くの人に知ってもらおうと、7月16日(木)から24日(金)まで、「温もりの原始布展」を開催する。
店内に並ぶのは、山野に自生する植物から人の手技のみで糸を作り、手織りで織り上げて作ったバッグや小物の数々。使い込むほどにツヤが出て、良い色合いになるという。「昔の人が着ていた布から生まれた、様々な製品をぜひ見ていただきたい。米沢の銘菓をご用意してお待ちしております」と店主の島倉さんは話す。
本格派きもの処 志まくら
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横浜市金沢区泥亀1-17-8
TEL:045-784-8179
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