金沢区・磯子区版 掲載号:2020年8月6日号 エリアトップへ

金子さんの草花の不思議発見!第45回 オヒシバとメヒシバ 生き残る確率が高いのは? 文・日本自然保護協会自然観察指導員 金子昇

掲載号:2020年8月6日号

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オヒシバ(写真右)とメヒシバ(同左/氷取沢)
オヒシバ(写真右)とメヒシバ(同左/氷取沢)

 「オヒシバ」(雄日芝)と「メヒシバ」(雌日芝)はよく似ており、どちらも日の当たる道端や荒れ地に多くみられる草本です。

 オヒシバは茎が頑丈で簡単には引張って切れたり、引き抜いたりはできませんが、株元を刈り取ると簡単にダメージを受けてしまいます。一方メヒシバは茎は柔らかく容易に切れます。茎には複数の節があり、ここから根を出して体を支えているので、刈り取られたり折られたりしても節から芽を出し、始めは水平に広がり、節の所から立ち上がっていきます。

 また引き抜いたりする毎に種子が飛び散り、未熟の種子でも翌年までには成熟し発芽します。このようにメヒシバは草むしりする毎に増えていくので、昔草むしりさせられた小僧さんが悲鳴を上げたことから、別名「小僧殺し」と呼ばれています。

 茎が丈夫なオヒシバの特徴を生かした遊びが、子供の頃に流行っていました。写真下のように穂先を丸め、お互いの丸みの元でつなぎ合わせて、左右2人で引っ張り合うと、負けた方の丸みがポロリと取れてしまう遊びです。
 

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