外国人向けの迅速で正確な窓口対応を目的に、磯子区役所は、テレビ電話通訳サービスを提供するタブレット端末を10月から設置した。外国語対応を必要とする来庁者が職員とのやり取りをタブレット端末画面に映った通訳者を介して、リアルタイムで通訳するサービスを受けられる＝写真。
タブレット端末で対応できる言語は、英語、中国語など。必要に応じて区の職員がタブレットを操作し、専門のオペレーターとつなげる仕組みだ。
磯子区役所では、１階の広報相談係、５階のこども家庭支援課、生活支援課、６階の地域振興課の窓口に設置している。
課題を解消へ
磯子区役所によると、これまで外国人を対象とした外国語の窓口対応は、磯子区国際交流コーナーのボランティアが通訳に入り対応するケースがあった。しかし、新型コロナウイルス感染対策により同コーナーが休館の措置が取られており、外国語対応が課題だったという。
タブレット端末は現状、来年３月31日までの設置を予定している。
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