ルーマニアと横浜の子どもたちがオンラインで交流する「横浜とオラデアの子供大使プロジェクト」が3月27日、金沢区西柴の「さくらカフェ」で行われた。さくらカフェには地域の小学校高学年から中学生の地域の子どもたちが約10人集まり、ルーマニアオラデアにある日本文化センターで活動する子どもと繋いだ。それぞれ英語で自己紹介や街や文化、流行っていることを紹介しあった。
中でも関心が高かったのが日本のアニメについて。「進撃の巨人」や「僕のヒーローアカデミア」「呪術廻戦」など好きなアニメについて話を弾ませた。参加した子どもからは「ルーマニアという国は知らなかったが、文化を知って親近感がわいた」「観光地に行ってみたくなった」などの感想が聞かれた。
大人の交流も視野に
この企画は一昨年、在日ルーマニア商工会議所の会員企業の東欧企画(磯子区杉田)がオラデアの日本文化センターの主催者と出会ったことがきっかけ。コロナ禍で海外への渡航が制限される中、インターネットを使った国際交流を展開しようと動き出した。
同商工会議所の田中兆洋さん(杉田在住)が、交流相手の紹介を金沢区民活動センターに依頼。さくらカフェを運営するオンライン機器が整ったNPO法人さくら茶屋にししばが快諾し、実現した。田中さんは「日本文化センターには、日本文化に興味を持つ大人もたくさんいる。第2、第3弾の実施など今後の相互交流の可能性が広がった」と話した。
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