磯子区の洋光台中央団地の一角に、8月末から空きテナントを活用した誰でも使えるフリースペースが設置されている。地域住民を含めて自由に活用してもらうことで、店舗誘致にもつなげたい考えだ。
これは同団地を管理するUR都市機構と、テナント管理を行う(株)新都市ライフホールディングスが協力した取り組み。テナントが入っていない区画に、簡易照明や机、椅子、消毒液などを用意して8月末から週3日程度地域に開放。誰でも無料で飲食や休憩などに利用できる。
出店のきっかけに
同団地内で、新都市ライフホールディングスが管理する貸し出し対象となる区画は、出店済みを含めて16区画。そのうち5つが出店などの予定がない空きテナントで、中には3年以上空いている区画もあるという。
活用法や店舗誘致を検討する中で、契約者が決定するまでの暫定的な取り組みとして、この中の1区画を活用して地域への開放を企画した。同社の担当者は「待っているだけではなかなか入ってもらえないのが現状。気軽に使って広さなどを感じてもらい、借り手につながれば」と話す。
開始から約1カ月が経ち、小さな子どもを連れた保護者や高齢者などを中心に利用されている。利用者の一人は「小さい子どもがいると、お昼を食べる時などにこうしたスペースがあると助かる」と話す。
当面の間は開放を続ける予定で、開放時間は午前10時から午後5時。10月は毎週月・水・金に開放予定。それ以降の日程は同社が管理するホームページ(【URL】https://yokodaichuo.com/news_210929/)で公開する。また、開放日以外は有料で1日から借りることができるという。
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