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シーパラに生きもの研究所 東大三崎臨海実験所と開設

教育

公開:2022年7月21日

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100種類を超える生物を展示する水槽=写真上=、電子顕微鏡も設置=同下
100種類を超える生物を展示する水槽=写真上=、電子顕微鏡も設置=同下

 横浜・八景島シーパラダイスは東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所(三浦市)と共同し7月16日、「身近な海の生きもの研究所」を水族館「アクアミュージアム」1階にオープンした。「楽しく学ぶSDGs」をテーマに、海の豊かさなどを発信していく。

 研究室のような展示スペースは、6つのラボから構成。同実験所と同じ仕様の水槽がずらりと並ぶ「身近な海の多様性ラボ」では、ヤドカリやイソギンチャクなど100種類を超える小型生物を展示する。そのほか、貴重な生物データの公開や繁殖についての研究紹介をしているラボや、ミクロ生物を電子顕微鏡で観察できるエリアがある。

 シーパラは2010年ごろから、生物が形づくられることの解明や進化の道筋などの研究を行う同実験所と共同で、海の生物の調査や研究を行ってきた。同実験所が企画段階から関ったこの展示では、研究対象の「ワレカラ」「ゴカイ」「タコ・イカ」をテーマにラボを設置。貴重な学術データに”楽しく学ぶ”要素を組み入れ、分かりやすく展示している。

 同実験所の三浦徹所長は「今回、研究紹介を出来る機会をいただき、大変嬉しい。身近で代表的な海の生き物を紹介しているので、彼らの生き様を見て関心を持っていただければ」とコメントを寄せた。

海の豊かさ守る

 この研究所は、SDGsの17の目標の一つ、「海の豊かさを守ろう」をコンセプトにしている。シーパラの大津大館長は「海の多様性を知ることによって海の魅力を再確認し、自然発生的に、海の豊かさを守ろうと思っていただければ」と話した。

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