本まぐろ直売所
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有志の学生が空き家を改修し、"新しい暮らしの実験場"として運営している「せとさんち」(金沢区瀬戸3の37)。1年ほど前からイベントを断続的に開催しながら改修を進め、9月上旬にオープンする予定だ。7月30・31日にはイベントを開催し、地域住民らと交流を深めた。
「せとさんち」は隣に住む木村康一さんが所有する平屋の木造一戸建てで、数年前から空き家になっていた。そこで2019年頃、木村さんが学生の活動に活用できないかと横浜市立大学に相談。同大の不動産マネジメントゼミの齊藤広子教授が興味を持ってくれ、秋頃から学生の活動の場として無償で提供することになった。当時のゼミ生で現在は団体の共同代表を務める大関羅捺さんは「ガラスのつくりや昔懐かしい木造建て、活動するにはちょうど良い大きさにとてもワクワクした」と振り返る。
その後、活動はゼミから離れサークルに発展。横浜国立大学や東京工業大学、関東学院大学の学生も集まり、21年3月に「空き家改修・まちづくり団体せとさんち」を立ち上げ。建築班、デザイン班、プランナー班に分かれて活動している。「メンバーは皆学生で、活動スピードはゆっくりですが、この場所を使いながら着実に前に進んでいきたい」と話す。
イベントで模索
せとさんちはクリスマス会や展示会、毎週水曜日に開くゆるカフェなど、様々なイベントを開催することで、この場でどんなことができるかを模索してきた。
7月30日は夕涼み会、31日は夏祭りを企画し、映画の上映会や食べ物屋台、ヨーヨー釣りや巨大パチンコなどを行った。地域住民らが訪れて、ひっそりとした住宅街に彩りを添えていた。もう一人の共同代表である横国大大学院2年の西尾昂紀さんは「大学生と地域が交わる機会はあまりない。せとさんちで交流の機会が作れれば、ここでやる意味がでてくるのでは」と話す。
夏休み中にキッチンやトイレなどの改修を進め、9月上旬には完成させたい考えだ。西尾さんは「地域の皆さんの話を聞きながら、少しずつ完成に近づけられれば」と話した。
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