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公開日:2022.09.15
横浜南共済病院
受診控えでがん重症化傾向
早期発見のため「我慢しないで」
横浜南共済病院は新たに、「COVID-19の当院大腸がん手術に対する影響」に関する市民公開講座をweb上で公開した(下記二次元コードかホームページから視聴ができる)。
2019年春から続くコロナ禍で、医療機関への受診控えが懸念されている。外科の佐伯博行部長は「当院の現場でも、非常に進行した大腸がんの症例が急増した実感があった。調べてみると数字も明らかに増えていた」と話す。口側結腸に人工肛門を造設するハルトマン手術は、コロナ禍前は年間5例前後で推移していたが2021年は15件と3倍に。原発巣切除ができない非切除手術も約2倍に増えた。「こうした手術をいかに減らしていくかが、消化器外科のテーマだが、今後もさらに増えるのではと危惧している」と話す。
要因の一つは早期発見が出来なくなっていること。同院の大腸がん全体の手術症例数は減少傾向にあり、昨年から市内でも数少ない内視鏡手術支援ロボット・ダビンチを導入したものの活躍の場が限られている一方、緊急・準緊急手術は増加しているという。「言い換えれば、重症化してから初めて病院に行く人が増えているということ。がんは早期発見・早期治療が何より大切。検診含め、我慢せずに受診してほしい」と呼びかける。
横浜南共済病院
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横浜市金沢区六浦東1-21-1
TEL:045-782-2101
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