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金沢区・磯子区 教育

公開日:2023.02.23

汐見台小
新校舎の工事現場を見学
6年生に市が出前授業

  • 天井が高い音楽室の現場を見学する児童たち

 新校舎の建設が進む磯子区の汐見台小学校(犬塚真校長)で2月14日、横浜市建築局が出前授業を実施。6年生の児童約120人が、建設中の工事現場を見学した。

 同校の校舎は1965年に建設。築後50年以上が経過し、老朽化やバリアフリー未対応などの課題が生じていた。そのため、市は2017年に建て替えの方針を決定。20年から解体工事を始め、現在は仮設校舎が使用されている。

 授業は同局による「横浜市公共建築100周年事業」の一環。児童に建設の魅力を伝えるとともに、学校への愛着を持ってもらう目的で行われた。児童たちはクラス毎に、同局職員や設計者から工事や新築する建物の概要を聞いた後、工事現場へ。中央に位置する特徴的な大階段、天井が高く中庭に面した窓が全面開くという音楽室、旧来より広くなる体育館など、順番に建設中の様子を見学した。また、各クラス3人の代表児童が、施工体験として壁へのペンキ塗りに挑戦。体験した児童の一人は「ちょうどよく塗るのが難しかった。音楽室の窓が、どんな風に開くのか気になった」と話した。

 「初めての経験に私もワクワクした。完成したら地域の皆さんにもお披露目したい」と犬塚校長。同局によると新校舎の建設は今夏に終わり、夏季休業明けから使用する予定。その後、次年度にかけてプールやグラウンドの整備を進める。

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