金沢区内の横浜市立大学(瀬戸)と関東学院大学(六浦東)の学生が、LINKAI横浜金沢にある企業を取材した冊子が冊子がこのほど完成した。これは、同じ区内にある企業・大学・区役所が相互理解を深める目的で取り組んだもの。「学生による学生のためのLINKAI横浜金沢」をテーマに、学生向けに作られた。
タイトルは「学生が取材に行く〜企業の取材にいくので、怖い企業だと嫌だなと思ったら、働く人達は気さくで良い人が多く働きがいのある職場だったと気づいた件〜」。関東学大は友野研究室と堀田研究室から、横市大は中西ゼミから学生が参加した。取材は計36人の学生がグループに分かれ、計10社の企業を訪問。取材の中で何を感じどのような魅力を感じ取ったかを学生視点で率直に記されている。また、学生同士の座談会も収録した。
中西ゼミの中西正彦教授は「製造業でも会社の中で営業や企画など様々な職種があることを知り『関係ない場所じゃなかった』と思ったようだ」と話す。大学のある金沢区のことを知らずに卒業していく学生が多い中、働いている人や社長に直に話を聞くことで、「自身のキャリアを考えるいい材料になると思う」と振り返った。
配架場所は金沢区役所区政推進課、横浜市経済局ものづくり支援課、関東学大と横市大の広報課。横浜市ホームページでもデータで見ることができる。
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