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公開日:2023.04.27

洲崎東部町内会
空き家解体し、防災広場に
市内で3例目

  • 整備を進めてきた洲崎東部町内会の役員ら

    整備を進めてきた洲崎東部町内会の役員ら

 木造住宅が密集し、狭い道路が多い金沢区洲崎町にこのほど、「まちの防災広場」が完成した。整備した洲崎東部町内会では、2年ほど前から、老朽化した空き家を解体し、防災広場として活用できないか模索。横浜市の補助制度を利用して実現した。中区、西区に続き、市内で3例目。

 「まちの防災広場」は、災害発生時は一時避難所など地域防災活動の拠点として、平常時は防災訓練や地域のコミュニティスペースとして活用できる公共的な空き地のこと。市では地震火災対策として、密集市街地で延焼の可能性が高い地域を対象にした補助を行い、防災力向上に努めている。自治町内会などの団体を対象にした「まちの防災広場整備事業」は、そうした取り組みの一環。10年以上市に無償で土地の提供が可能であることなどを条件に、老朽化した建物の解体や広場の整備にかかる費用が一部補助され、固定資産税が非課税となる。

地域交流にも活用

 新しく広場が完成したのは金沢区南部に位置する洲崎町。古い木造住宅が多く、地震時に建物の倒壊や延焼の危険性が高く、避難や消火が難しいといった課題を抱えている。また、近年は老朽化した空き家も問題になっている。

 そうした中、洲崎東部町内会の菊地清一会長が約2年前、近隣住民から相談が多い空き家対策について区役所に相談すると、防災広場整備事業を紹介され、空き家所有者に提案。所有者が町内会の役員だったこともあり、補助事業を活用し整備することが決まった。

 菊地会長は「洲崎は『洲崎の晴嵐(せいらん)』というように風がすごく、火事になったら延焼の心配もある」。空き家の所有者も「夜、風が強いと瓦が飛んでしまわないか心配で寝られなかった。ずっとどうにかしなければと思っていたので活用していただけて本当によかった」と話す。防災広場は約150平方メートルの敷地をブロック塀とフェンスで囲い3月末に完成。今後は、「防災訓練や焼芋大会、近隣施設との交流の場などのイベントでも使っていきたい」と菊地会長は話していた。

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