戻る

金沢区・磯子区 社会

公開日:2023.08.17

戦没者の霊しのぶ
横浜海軍航空隊玉砕の7日

  • 黙とうする浜空掃除の会のメンバー

 横浜海軍航空隊が設置されていた富岡総合公園=金沢区=の浜空神社跡地で8月7日、夏の慰霊の会が行われた。当日は毎月1回、浜空鎮魂の碑の周囲を掃除している「浜空掃除の会」のメンバー約10人が参加。碑の周りを掃除した後、碑の前で1分間の黙とうを捧げた。

 1942年8月7日は、同公園に基地があった横浜海軍航空隊(浜空)が南洋の小島・ツラギ(ガダルカナル島から北方約40Km)で玉砕した日。以前は浜空隊員や遺族からなる浜空会が主催していたが、高齢化などから2011年で中断。19年からは浜空掃除の会の大島幹雄さんらが再開させ、夏に慰霊の会を、4月には浜空会が慰霊祭を開いている。

 大島さんは「二度と戦争の悲劇を繰り返さないように祈った。亡くなった日に霊をしのぶというのは大切なことだと思う。地域の人にも呼びかけ、来年以降も続けていきたい」と話した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

金沢区・磯子区 ローカルニュースの新着記事

金沢区・磯子区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS