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金沢区・磯子区 スポーツ

公開日:2024.02.08

小学生レスリングで日本一
金沢区の田中琉之介君

  • 初の全国大会優勝を決めた田中琉之介君

 金沢区釜利谷西在住の田中琉之介君(釜利谷小6年)が、「第28回全国少年少女選抜レスリング選手権大会」の6年生33kg級で優勝した。

 同大会に出場できるのは、昨夏の全国大会のベスト8進出者のみ。学年と体重で階級が分かれ、各階級で日本一を争う。

 昨夏の大会で3位に入った琉之介君が出場した階級には、全国各地から9人がエントリー。東京都内で1月27日と28日にかけてトーナメント戦が行われ、琉之介君は3試合を勝ち抜いて優勝した。全国大会での初めての優勝に「うれしかった」と笑顔を見せる。

姉弟で切磋琢磨

 父・良知さんらの影響で、琉之介君がレスリングを始めたのは小学生になる前。三姉弟で競技に取り組み、姉の愛莉さん(釜利谷中2年)は過去に同大会の女子4年33kg級で優勝していた。

 その姿を見ていたこともあり、琉之介君は「小学生最後の大会で絶対優勝したい」と強い気持ちで今大会に臨んだ。昨夏から階級を上げずにエントリーするため、約2カ月前から良知さんと減量にも取り組み、小学生最後の大会で悲願の優勝をつかんだ。

 弟の翔汰郎君(釜利谷小4年)は今大会の4年生26kg級で3位。弟の日本一も願いながら、中学でも競技を続けていく。

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