意見広告・議会報告
市政報告【17】 体育館へのエアコン設置加速 公明党横浜市会議員 たけだ勝久
学校体育館は子どもたちの教育の場であり、災害時には地域の避難所としても重要な役割を担います。空調(エアコン)の整備を一段と加速させ、児童生徒に加えて、避難者も安心して過ごせるようにすることが求められています。
市内設置は2割
公明党横浜市議団は、平成30年12月に当時の林市長へ市立学校体育館の空調設備の設置検討について申し入れを行い、翌年にモデル設置が実現しました。その後、議会での議論を重ねながら体育館への空調設置を推進し磯子区ではこれまでに令和6年度工事分を含め、13校が設置済みです(梅林小、さわの里小、根岸小、洋光台第三小、浜中、磯子小、浜小、山王台小、森東小、岡村中、森中、汐見台小、根岸中)。しかし、市内に約500校ある市立学校のうち、設置校はまだ2割程度です。
この度、令和6年度横浜市一般会計補正予算において、国の緊急経済対策と連動した「体育館空調設備設置事業」の予算が盛り込まれ、よりスピード感をもって整備が進むことになりました。体育館の空調設置は地方自治体にとって負担が大きく、公明党は地方議員と国会議員の連携で空調整備を粘り強く推進してきました。昨年11月、総合経済対策策定に向けた石破首相への提言では「5年をめどに100%の設置を」と更なる設置ペースの加速を要望し、国の12月補正予算に主張が反映され、新設された自治体への特例交付金を活用できることになりました。
5年前倒しで整備
現在横浜市会で議論中の令和7年度予算案では、小中学校の体育館空調整備について、令和16年度に整備完了予定であったものを5年前倒しするとしています。先日の予算代表質疑で我が党からの質問に対し、山中市長より整備ペースをこれまでの年間20校から70校に引き上げ、今後5年間で進めて令和11年度までに整備を完了させる旨の答弁がありました。引き続き、着実な整備に向けて取り組んでまいります。
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