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金沢区・磯子区 文化

公開日:2025.08.07

石田泰尚さんが金沢中へ
弦楽部とバイオリン練習

  • 生徒の前でバイオリンを弾く石田さん(左)

 「横浜みなとみらいホール プロデューサー2025─2027」に就任したバイオリニストの石田泰尚さんらによる「弦楽合奏部応援プロジェクト」が7月24日、金沢中学校=釜利谷東=で行われた。

 次世代育成や地域に根差したプロデュース事業の一つとして、市内3カ所の中学・高校の弦楽部を指導するプロジェクトを実施しており、この日はバイオリニストの大宮臨太郎さんとともに同校を訪れた。

 当日は、同部の2年生と3年生11人が練習に参加。12月に3校合同で演奏する「セントポール組曲」や、7月28日に開催されたTBSこども音楽コンクールで演奏する「トリプティーク」などを石田さんらと共に練習。2人からは「歯切れよく、元気よく、明るく」「皆おとなしすぎるのでもっとバンとやって」など、一緒に弾きながらの指導が続いた。石田さんからは緊張して固くなっている生徒たちに「どう、うまいすか」と聞く場面も。

 練習後に、副部長の鈴木香梅さん(3年)は「すごく活躍している方に教えてもらえてうれしかった。最初は少し怖いかなと思ったけれど表情豊かでやりやすくなった」と感想を話していた。石田さんは「言葉よりも弾くようにしている。アンサンブルの醍醐味、魅力を少しでも伝えられたら」。大宮さんは「音楽だけでなく、一人ではできないけれど、力を合わせてできることがあることに気づいてもらえたら」と話していた。

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