金沢区・磯子区 社会
公開日:2025.09.22
横浜市立大学の管理職が生理痛を体験
働きやすい環境づくりへ初の研修
横浜市立大学は9月17日、金沢八景キャンパスで職員向けの「生理痛体験研修」を実施した。職場での配慮や働きやすい環境づくりに生かそうと初めて企画され、男性14人を含む管理職職員20人が参加した。
研修はダイバーシティ推進の取り組みの一環。全国各地の企業などで1万人以上に研修を実施している(株)リンケージが協力し、生理に伴う身体的・心理的負担や隠れた病気などを説明した後、生理痛体験装置「ピリオノイド」を使って生理痛を擬似体験した。
体験では電極のついたパッドを下腹部につけ、電気による刺激で弱・中・強の3段階で痛みを体感。「実際の方が痛かった」という女性もいれば、一部の男性からは「まっすぐ立っているのもつらい」という声もあった。体験後にはグループに分かれて意見交換を行い、参加者たちは「生理休暇はあっても取得例は少ない。上司の性別によっても言いやすさが違う」「個人差があることへの理解が大事」などと話していた。
体験を終えて「痛みがずっと続くと思うとつらい」と話した総務課コンプライアンス推進担当の粟竹正幸さん。保健管理課の保下真由美さんは「男女関係なく思いやり、何かいつもと違うことがあれば気付けるようになれば」と話した。
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