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公開日:2026.11.05

ボーイスカウト 横浜第100団が半世紀 金沢区内唯一の活動

  • 野島研修センターでの記念式典の様子=同団提供

    野島研修センターでの記念式典の様子=同団提供

 金沢区を中心に活動するボーイスカウト横浜第100団が発足50周年を迎えた。区内のスカウト活動開始から75周年の節目とも重なり、10月25日には横浜市野島青少年研修センターで記念式典を開催。同団関係者や来賓ら110人が参加し、ボーイスカウト日本連盟から旗の授与や、団員が発表を行った。

 金沢区のボーイスカウトの歩みは、1950(昭和25)年、称名寺周辺で生まれた横浜第13団や、横浜第24団に始まる。その後、釜利谷、金沢文庫、大道などの宅地開発に伴い団員数が急増。第24団から分かれる形で団が設立され、2001年から05年頃までの最盛期には最大8団、200人以上が在籍し、合同でキャンプファイヤーするなど活発に活動していた。

 しかし、その後は少子化などに伴い各団の規模が縮小。班単位の教育活動を維持するため、再編・統合が進められ、コロナ禍前の10年代後半に横浜第100団に一本化された。

 現在は、小学1年生から25歳までの約40人が在籍。指導者や運営を支える育成会(保護者組織)を含めると約90人の体制で活動を続けている。

自立と協調養う

 普段の活動は月に3回ほど。年代ごとの隊でキャンプやハイキング、野外炊事などを通じて自立心や協調性を養う。中学生年代の「ボーイ隊」からは、子どもたち自身が企画・立案し、それぞれの課題をクリアしてバッジを取得する。

 ボーイ隊で班長を務める富樫隆大さん(中2・大道在住)は、小学1年生から活動を続ける一人。「昔は指示される側でつまらないと感じたこともあったけれど、今は自分でテントを張ったり、後輩に指示をだしたり、教えたりするのが楽しい」と話す。

 大きな節目を迎えた同団だが、少子化や習い事などの多様化により、新規加入者が減少している。副団委員長の須藤守之さんは「今はボーイスカウトの意義を知らない人も増えている。まずは活動を知ってもらいたい」と話し、異年齢の集団行動や奉仕活動を通じた「社会性を育てる場」であるという活動の本質を広めていく。

 団委員長の中川玄一さんは「海も山もある金沢区は、野外活動にとって最高の環境。歴史を守りながら、自然体験の素晴らしさを多くの子どもたちに伝えていきたい」と意気込む。

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