―これまでとは違った選挙戦だったのではないでしょうか。
加藤 区内には福島や宮城出身の方も多く、向こうから親戚を頼って避難してきた方も多くいたので、前半は選挙活動を控えていた。後半も選挙カーを使わず、歩きながら4年間の活動を訴えた。
―最初に取り組むべき施策についてお聞かせください。
加藤 市の防災の再点検は喫緊の課題。市の防災計画では、やってくる津波を1mと想定しているが、先の大震災では1・6mを観測している。また、市内中小企業の支援も、待ったなしの状態だと思う。大震災の影響は全ての業種に及んでおり、素早い対応が必要だ。
―今、考える磯子区の課題と、それに対する対応策を教えてください。
加藤 高齢化率が高く、支援の担い手不足も深刻。元気な高齢者が知恵と経験を十二分に活用し、気持ちよく支える側になってもらえるような体制づくりをめざしたい。また、京急杉田駅や根岸駅などの駐輪場整備も必要と思う。
―もうすぐ丸2年となる林市政についての印象はいかがですか。
加藤 よく市民の声に耳を傾けていて、市民感覚があると思う。ただ、市をこうしたいという全体的なビジョンが見えづらい。
―最後に、区民へのメッセージをお願いします。
加藤 今期もスローガンの「あなたの声をつなぐ、叶える」をテーマに、皆様の声を市政で具体化していくよう取り組んでいく。子育てしやすく高齢者も住みやすい区づくりを進めたい。
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