区役所1階ロビーで1月27日まで、「磯子のまち・ひと・堀割川パネル展」が行われた。
これは、四季折々の風景が楽しめる場所として区民に親しまれ、昨年度に土木学会選奨土木遺産に認定された堀割川の魅力を多くの人に知ってもらおうと、堀割川魅力づくり実行委員会(安室昌治委員長)が開催したもの。
期間中は、堀割川の今昔物語をテーマに、現在も河川敷に残っているヘルムドッグ跡や、荷揚げ場跡などを写真で紹介。関東大震災からの復興事業として行われた護岸擁壁の構造図や工事設計図、堀割川河口を含む根岸湾が埋め立てられていく様子を描いた地図といった、貴重な資料のパネルなども展示され、来場者は足を止めて、江戸末期の開国期から今へと続く堀割川の歴史を振り返っていた。
また、会場に設置されたテレビでは、坂本連磯子区長がカヌーで川を下る様子なども上映され、見学する人たちは、写真だけでなく動く映像を通じて川の魅力を実感していた。
主催者では「多くの方にパネル展をご覧いただき、堀割川の日を区の年中行事として定着させるとともに、より市民に親しめる川として、貴重な水辺を大切にするきっかけになれば」と話した。
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