区内の市立中学校全7校の生徒たちが集まって、自分たちの学校が取り組むべき課題や解決方法などについて話し合う「磯子区中学生サミット」が11月2日、杉田地区センターの研修室を会場に行われた。
今年で3回目となるこの会議。当日は、各中学校で生徒会役員などを務める生徒が参加した。
はじめに、「だれもが、安心して、豊かに生活できる」学校や学生生活を過ごせる環境づくりをテーマに、各校の代表者たちが学校での取り組みを発表。朝、校門でのあいさつ運動を継続していくなかで、向こうから積極的に挨拶してくる生徒が増えたことや、生徒代表による会議の後に感想シートを配布することで、会議で発言しづらかった出席者からの意見を集めることに成功した事例などを、配布したプリントやスクリーンで映像を使いながら紹介していった。
いじめ問題もテーマに
後半は、最近特に問題となっている、いじめについて話し合いが行われた。
冒頭、浜中の演劇部が、いじめをテーマにした演劇を上演。いじめを行っていた生徒が転校先の学校で逆にいじめに遭う立場になってしまうという物語で、迫真に迫る演技に生徒たちは集中して観劇した。
その後、中学生だけでなく、地域の小学生も参加して、いじめ問題についてのディスカッションが行われた。参加者たちは、いじめを自分たちの身近な問題として捉えながら、解決策などについて活発に議論を交わしていた。
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