保育士が不審者対応訓練 56人が参加
太陽の子磯子保育園を会場に10月29日、区内保育園に勤める保育士を対象とした不審者侵入対応訓練が行われた。
これは区保育園合同防犯研修として実施されたもの。
当日は、56人の保育士が参加した。はじめに、講師を務める磯子警察署の署員が、自身の身を守るための護身術を指導。後ろから突然抱きつかれた際の対処方法などを、実際に動きを見せながら披露した。
その後、男性不審者が園内に侵入してきたという想定で訓練を実施。「子どもの声がうるさい。黙らせてやる」と、園児に危害を加える目的で侵入してきた場合や、自身の子どもへの面会などを求めて入口で叫び暴れる侵入者がいるなど、実際に起こりうる様々な場面にあわせて、対処法を学習。保育士たちは椅子、テーブルなどを使って距離を取りながら、さすまたで凶器を持つ不審者を取り押さえる訓練などに取り組んだ。
参加者の1人は「いざに備え、全員が必ず1回、ロールプレイング形式で実際のやり方を体験できたのが、とてもよかった」と、訓練の感想を語った。
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