平成23年度 県議会報告 決算特別委員会開催される 神奈川県議会議員 あらい絹世
10月15日から11月12日にかけ、平成23年度の一般会計、特別会計、公営企業会計、病院事業会計の決算が審議されました。
本県の財政状況は、高齢化により介護・措置・医療関係費など義務的経費が増加し、その一方で、歳入の柱となる県税収入は、4年連続の減収となっており、2年連続で1兆円を下回っています。県債の年度末残高は過去最高を更新して3兆3775億円余りと、一般会計の予算の約2倍になっています。
平成25年度、平成26年度の2年間で1600億円の財源不足が生じると見込まれることから、現在本県でも緊急財政対策に取り組んでおり、県有施設についても、見直しが検討されています。
しかし、県有地の未利用の整理がされておらず、県有施設の見直しの前に未利用地の状況を把握し、財源確保に努めるべきと本委員会で指摘致しました。決算特別委員会では平成23年度決算について課題を明らかにした上で、将来の予算を検討していく「決算なくして予算なし」という考えのもと、議論致しました。
確かな学力の向上1月26日号 |
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神奈川県予算に対する要望1月12日号 |
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