横浜市交通局は12月1日、下町とプールセンター前の両バス停から根岸駅までの市営バスの区間で、運賃をワンコイン(100円)とする社会実験をスタートさせた。駅から近距離のため普段、徒歩や自転車を使っている人たちのバス利用への転換を促進し、事業の収益向上をめざす。実験的に実施されるもので、期間は来年の2月28日までの3カ月間。
ワンコインバスが実施されるのは、市営バス78、133、135の3系統。下町かプールセンター前から終点の根岸駅へと向かう片方向のみの区間が、料金適用の対象となる。
同区間では期間中、通常の均一210円ではなく、100円(小児50円)の運賃となる。ただし、適用は現金での支払いのみで、パスモやスイカなどでの支払いは適用外となり、障害者割引もない。また、市営バスは運賃前払い制のため、プールセンター前を通るものの、根岸駅が終点となっていない21、58、99の3系統は、今回のワンコイン料金の適用対象外となる。
同局では9月1日から11月30日まで、同様の実験を中区の山手駅近隣エリアで行っており、今回は第2弾に位置付けられている。
磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|