講師の話に真剣に耳を傾ける参加者たち
区役所７階会議室で４月24日、講座「育じい、育ばあの子育て心得」が開催され、孫育て真っ最中やこれから孫が生まれる予定の人など、約25人が参加した。
当日は５人前後で１つのグループとなり、１人約１分で自己紹介。「昨年孫が生まれ、妻にこの講座に出るよういわれてきました」など、それぞれの状況などについて話した。
その後、区こども家庭支援課や区地域子育て拠点いそピヨの職員が講師を務め、昔と今の子育ての違いについて解説。以前は背中におんぶが多かったが、最近は前側に抱える人が増えていることなどを説明した。
後半は、祖父母が孫の子育てに関わる際のポイントなどについて触れ、「母親や父親は自分の子どもが転んだり片付けできなかったりすると、怒りながらすぐに急かしてしまう。そこで『まあまあ』とワンクッション入れられるのが、経験を積んだじいじやばあばの良いところ。孫が安心して甘えられる場所を与えてあげることが大切」とアドバイスしていた。
また、育児中の母親にかけてほしい言葉として「いつも頑張っているね」「何か私にできることはない」「（グチに対して）『そうだね』とやんわり話を聞いてあげる」の３つをあげた。
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