磯子区内の洋菓子店「フリアンドール」と「モンシェリー」など市内の洋菓子店8店は、地元企業が提供する食材を使った新ブランド「よこはまおやつ」9商品を開発し、4月27日から各店舗で発売を開始した。
よこはまおやつは、横浜商工会議所南部支部(磯子区・港南区・南区/笠原節夫支部長)が、地産地消や地域資源開発を目的に横浜の新名物となる菓子を作り出そうと支援し、生まれた。
建設業の「(株)キクシマ」(港南区港南台)が地域貢献活動の一環として行っている養蜂事業で採取したハチミツと、鶏卵生産販売業の「(株)八千代ポートリー」(同港南)が日本の食糧自給率アップや環境循環をめざして生産した卵「食菜卵穂(ほ)の華(か)」を使い、趣旨に賛同する洋菓子店8店が焼き菓子をテーマにそれぞれ工夫を凝らした商品を開発した。また、売上金の一部は地域のボランティア団体に寄付し、環境整備や子育て支援などに役立てるという。
南部支部はハチミツと卵を使用することから「YOKOHAMA HONEY & EGG PROJECT」と名付け、来年度以降も焼き菓子に続くテーマを設定し、よこはまおやつを展開していくとしている。
区内のフリアンドール(岡村4の23の6/【電話】045・761・3170)は、
店舗がある岡村出身のアーティスト・ゆずにちなみ、国産のゆずとハチミツを使った「横浜ゆず蜜」を開発。また、「モンシェリー」(洋光台3の10の15/【電話】045・831・1673)は、カステラに横浜産ミルクを加え、深みのある味わいに仕上げた「ミルクカステラ」を販売している。
そのほかの店舗、商品は以下の通り。
▽パルファン(中区)「黒ゴマフィナンシェ」▽ふらんすやま(西区)「ぷかぷかドーナツ」、▽フロランタン(南区)「マリタイム・ブーケ」▽ブルーヘブン(港南区)「大岡川の桜並木」「杉田の梅便り」▽横浜フランス菓子プチ・フルール(同)「昔ながらのマドレーヌ『ハイカラ焼き(ハニー&レモン)』」▽シェ ツバキ(栄区)「横浜ハニージンジャー」
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