旧柳下邸で裂き織り体験 コースターを手織り
根岸なつかし公園旧柳下邸で、7月3日と7日に「七夕織姫裂き織り体験 卓上織機で織る 裂き織り」の講座が開かれた。両日合わせて6人が参加し、卓上織機を使ってコースター作りに挑戦した。
裂き織りとは、古くなった綿や絹の布を細く裂き、緯糸として織り込んだ織物で、今回の講座では木綿の布をリボン状に裂いたものを使用した。
講座は、山積みになった布地から参加者が自分の好みのものを選ぶことからスタート。織りあがりをイメージしながら真剣に布を選んでいた。講師からアドバイスを受け、経糸の間に裂かれた布を通し、筬(おさ)を引いて組み込む作業が進んだ。参加者は、経糸と布が1本ごとに交互に組み合わさるよう、筬の位置を上下に変える工程に苦戦。「次は上だっけ?」と混乱しながらも、慣れてくるとスムーズに織れるようになり、およそ40分ほどで1つのコースターが仕上がった。
参加者からは、「布を選んだ時の出来上がりのイメージと、織りあがったコースターの色合いの違いに驚いた」という感想があがっていた。
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