磯子図書館 横浜中央LCに感謝状 児童向け書籍寄贈で
磯子図書館(本多俊雄館長)で8月1日、横浜中央ライオンズクラブ(中野達夫会長)への感謝状の贈呈が行われた。
これは、同クラブが図書館に行った児童向けなどの本の寄贈に対するもの。当日は、小学生対象の夏休み図書館体験プログラム「しらべものに挑戦&仕事に挑戦」の冒頭で、同館の本多館長から中野会長に感謝状が手渡された。また、おはなし会が大好きな行儀のいいライオンが主人公の絵本「としょかんライオン」も一緒に贈呈。中野会長は「素敵な内容の絵本をいただけてありがたい。理事会の時に会員と読みたいと思う」と、感謝の言葉を述べた。その後、小学生たちが贈られた本を使って調べものをする姿を見守った。
磯子図書館と同クラブの交流は、中野会長が洋光台第二小学校のPTA会長を務めていた縁で始まったもの。本の寄贈は2007年から行われており、今回で4回目。今年は176冊の本が贈られた。
磯子図書館の入口と洋光台駅前公園こどもログハウスに置かれているフクロウ。これも、横浜中央ライオンズクラブからの寄贈品だ。
2羽のフクロウは、チェンソーアートで東日本大震災の復興支援を行う岩手県気仙郡住田町の「杣遊会(そまゆうかい)」の作品。同町に隣接する陸前高田市へ絵本の読み聞かせのボランティアに足を運ぶ五十嵐裕子さん(洋光台在住)が、現地で同会のメンバーと出会い、意気投合したことで「横浜にフクロウを贈る」という話が持ち上がった。
横浜中央ライオンズクラブの中野会長は、洋光台第二小のPTA会長時代から五十嵐さんと親交があった。中野会長は、杣遊会のメンバーの「横浜にも福を贈りたい」という思いや、五十嵐さんの「作品を飾れば、被災地を思い起こせる。何よりも、フクロウの愛らしい瞳を見てホッとする人が増えれば」という思いに感銘を受け、寄贈という形で協力を行った。
木彫りフクロウも
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