研究施設で科学を体験 滝頭で最後の合同公開
滝頭にある環境科学研究所と衛生研究所で8月3日、合同施設公開が行われた。衛生研究所が来年金沢区の南部市場駅前に移転することから、両研究所の合同施設公開は今回で最後。
会場にはおよそ500人が訪れ、職員たちが日頃の業務に関連する企画について来場者に解説していた。
環境科学研究所では、外来生物を紹介するはく製や写真の展示、市内の河川に生息する魚を集めた「滝頭水族館」が開かれていた。工作コーナーには子どもたちが集まり、間伐材に色を塗ってキーホルダーを作っていた。
衛生研究所では、薬品を使用して食品添加物を分析したり、家庭用洗剤を用いて水溶液の液性を中和させる実験を行ったりした。金属を熱して炎の色の変化を観察するコーナーでは、鮮やかに変わる炎の色に、大人も子どもも声を上げて驚いていた。
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