サンモール洋光台 商店街活性化事業に選定 区内では唯一
商店街組織に対して最大400万円を助成する、全国商店街振興組合連合会の地域商店街活性化事業(=にぎわい補助金)。今年の6月下旬から7月中旬に行われた第2次募集で、区内のサンモール洋光台が申請した「光の商店街と地域活性化イベント事業」が採択された。これは、区内では唯一の選定となる。
地域経済の活力向上に
にぎわい補助金は、地域経済の活力が低下していることや、2014年からの消費税率アップを見据えて、商店会の活性化を促すことが目的。同連合会が国の補助金を活用して実施している。助成金額は30万円から400万円で、対象事業は、集客力や販売力の向上が見込まれるイベント。また、イベントの効果を高めるためのマーケティング調査、機関誌やインターネットでの情報発信も支援対象となる。
第2次募集では、全国で485件が採択され、市内でも13の商店街が選ばれている。2月末から4月上旬で行われた第1次募集の採択事業と合わせると、全国で1252件、市内では27件となる。そのうち、磯子区からは、今回の同商店街が唯一の選定となった。
また、9月3日から第3次募集も始まっており、助成対象の商店街が今後も増える見込みだ。
光のイベントを実施
今回採択された同商店街の「光の商店街と地域活性化イベント事業」は、今年11月から来年1月までの間、商店街の広場でLEDライトによるイルミネーション装飾を行うというもの。
ライトアップに合わせ、10月26日、12月21日、1月25日に、それぞれのタイミングに合わせた内容のイベントも開催。10月は3か月間におよぶイベントのオープニング、12月はクリスマス、1月はイベントのフィナーレに合わせたファイナルの要素が含まれる。横浜F・マリノス公式チアリーディングチームなどのゲストも登場する予定。
LEDライトによる装飾は、同商店街内のドトール、バス定期券販売所、城南コベッツの前に植えられているケヤキの木に、それぞれ施す計画。午後6時頃から8時までの間で点灯させる。
同商店街の柿木稔会長は、今回の事業採択を受け、「洋光台駅前地区の賑わいを、地域のみなさんと演出していきたい。そして、その賑わいを、来年度以降も継続させていきたい」と話した。
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